GO!GO!歌謡曲
サハフのつぶやき
ダイナマイトポップスの広報部長・サハフ情報相が歌謡曲を語る

ナオミの夢/ヘドバとダビデ(1971年思い出の1曲・昭和歌謡フラッシュバック!)

投稿日:2018年6月15日

カテゴリー:いわゆる昭和の歌謡曲系

「おい、これもガイジンじゃねーか!」…いやいや、これも昭和歌謡を代表する大ヒットナンバーですぞ。確かにこのデュオはおふたりともイスラエル人ですが、上手に日本語も歌っていらっしゃるではありませんか。

この「ナオミの夢」を語るにおいては、ふたつの軸がありますな。まず一つ目は、”サウンド、メロディ、アレンジ”。日本の音楽シーン、といってもこの70年代の頭くらいまでは、なんとなく「かっこいい音楽は海外から」ということで、日本の演歌や流行歌に満足できない音楽フリークたちは、国内の音楽には目もくれず、いわゆる洋楽に走るわけですな。また、「ビートルズ旋風」のあおりを受けたグループ・サウンズなど日本の音楽界も、一皮むけば純日本製、、まあ、良い悪いは別として、当時の日本製音楽の限界が感じられた時代でもありましたな。そこにもってきて、この「ナオミの夢」は、歌詞が日本語というだけでなく、その後の歌謡界をどう導いていけばいいかのヒントとなった、エポックな1曲と言うことができるのでありますぞ。

ふたつめは、タイトル。「ナオミ」といえば「ちあきなおみ」のように純日本風な名前と思いがちですが、実は欧米でも古来からのポピュラーな名前だそうで、確かに「ナオミ・キャンベル」なるお方もいらっしゃいましたな。学説によると、日本人とイスラエル人のDNAには共通点が多い、などという話もよく聞きますし、旧約聖書にも登場するという「ナオミ」というネーミングの曲でイスラエルの方が日本語で歌謡曲を歌う、、なんとも時代の変わり目を象徴しているようで、忘れられん1曲ですな。

(ダイナマイトポップス広報担当:サハフ情報相)