
6月26日の「ダイポプのちょいワルR&Rパーティ」と題されたライブは、けたたましいバイク音に始まるBGMに乗ってメンバー入場。(この曲は、お笑い芸人の超新塾の入場テーマ曲としても有名)
白いツナギ姿に、日の丸必勝ハチマキのOK☆さんが歌うのは、横浜銀蠅の1981年のヒット曲『羯徒毘璐薫'狼琉(かっとびロックンロール)』。胸部の白いサラシ風衣装もまぶしく、レディースっぽい黒の特攻服のエスパーさんによる歌の掛け合いも、最初から声量フルボリュームで。間奏部分では、飛び道具的キャラのエキスパート・ローズさんのツイストダンスがステージ中央で早くも炸裂。ロックンローラー・バッキーさんの早弾きプレイもイケイケ感あふれてSO GOOD☆
OK☆さんのMC「皆さん、ロックンロールショーへようこそ。楽しんでください♪」から、続いてキャロルの『ファンキー・モンキー・ベイビー』へ。本物ボーカルの矢沢永吉よりも明るく楽しそうに歌いつづるのは、いかにもダイポプ方式♪
そんなこんなで、勢い余るロックンロールでたたみ込まれたオープニング曲たち。OK☆さんは場内に向かって、「こういうのは、あんまり慣れてない?」とニンマリ。
OK☆さん「もうすぐ夏ですね。夏といえば…ヤンキーの季節! 皆さんも、ワルだったあの夏を思い出してハジケていただきたい!」(笑)。見渡せば、メンバーのほとんどがツナギ服着用で、この第1ステージに勝負をかけてきたー(^^)
続いては「ちょい不良(ワル)メドレー」のコーナー。まずは、チェッカーズの『ギサギザハートの子守唄』。この場面から、いつもさわやかな微風をステージに届ける歌姫ズがさわやかに登場。…と思いきや、二人はグレーのツナギに身を包み、目尻を吊り上げたヤンキーメイク!!
フミヤよりも力強いOK☆さんの熱唱に続いて、シャネルズの『街角トワイライト』へ。こちらもまた、歌い出しのOK☆さんたちと歌姫ズの掛け合いが実にゴージャスなうえ、歌姫ズの、ステップを踏みながらの曲中のコーラスもビューティ。「♪生まれたままの姿で」を清らかに歌い重ねるあたりも、さらに、エスパーさんとバッチリ息の合ったオリジナルな手振りもミラクルなキュートぶり☆
コーラスは、歌姫ズのほか、エスパーさん、ローズさん、ヨハネさんによる重層形式で、なかでも、ローズさんの重低音コーラス「♪ボン、ボン、ボン」はデリシャスな仕上がり。曲間で、はるよん、みーやん、OK☆さん、ローズさんが一人ずつ順に振り返っていく演出も実にフレッシュ。…と、メンバーたちによる「命」のポーズまでも飛び出したー♪
視覚の面でも大いに楽しませてくれた後は、メンバー紹介。OK☆さん「メンバーみんな、今日は雰囲気が悪いですねー(笑)。服装って人の心に影響を与えますね。メンバーのキャラにも変化が現われてます」
ここで、えす様が着用している特攻服と、その背中に記された「醍汝舞斗(ダイナマイト)」の縫い込みは、最近になって目覚めたという手芸マイブーム中のえす様の手作りであることが明かされたのでした(^^)
さらには、「生まれて初めてツナギを着た」というリラックスさん。OK☆さんから「リアル・ワル」と紹介されたローズさん。そして、アドリブでゴッドファーザーのテーマを奏でる真っ赤なツナギ服のヨハネパウロさん。そして、ワルキャラになりきり、少し猫背なまま両手をポケットに突っ込んでいる歌姫ズたち。ライブ後に歌姫ズご本人たちに聞いたところ、「ふだんありえないこういう『変身』は、やっていて本当に楽しい!」んだとか(笑)。
あと、ポッキーさんもローズさんも、どんなにワルぶって見せていても、左手薬指の結婚指輪をきちんと付けたままステージに上がっているあたり、笑えちゃいました(^^)
続いての曲は、ポッキーさんによるアラジンの『完全無欠のロックンローラー』。リーゼント・ヅラに皮パンツ姿で、「なあ、みんな、俺ってビッグ?」の問いかけ風な歌詞から始まるコミカルパターン。
「♪あたいら女に無視されて」とコーラスする女性軍3人も実に楽しそう。「♪ツッパッテ」等のコーラスのハジケ具合も、役になりきって楽しそうな女性軍。…でも、ツナギ服を着てワルぶって見せているみーやんが、実はOL風のノーマルなサンダルを履いていたあたり、ワルになりきれておらず微笑ましくもありました。
ところで、そんな歌姫ズたちが見せていた、ちょっと猫背になってポケットに両手を突っ込んで歌うポーズのワルさは、おそらくローズさんあたりからの即興の仕込みか、と(笑)。一方、そんな急造ワルぶりに比べて、なんてナチュラルなエスパーさんの立ち振る舞い(笑)。「本来の姿に戻ってますね」とOK☆さんに紹介されたエスパーさんは、思わず「本気と書いてマジと読みます」とレスポンスし、場内は大爆笑。
それにしても、えす様が夜なべをして特攻服の縫い付けをせっせと行っている姿を想像すると、自然と笑いがこみ上げてきましたー(笑)。カッコよさと可愛さ、レディースっぽさと常識感あふれる謙虚さ、そのどちらをも兼ねそろえた謎多きシークレットキャラ・エスパー智子。男性ファンが虜になっちゃうのも納得できます♪
ところで、先記の曲の際のポッキーさんは、本人いわく、Vシネマの帝王・竹内力(りき)をイメージして仮装したのだとか。MCでは「いゃぁ、素晴らしい」のセリフを連発するポッキーさんに対し、OK☆さんは「アラフォーに夢を与える、プヨンとした腹を恥ずかしげもなくさらしてますねー。特に、横腹なんか、ズボンの上に乗っかってる感じだもん」、ポッキーさん「横腹の話はいいんです(笑)」。
…先日、男子限定ライブ『雄兎狐塾』の際にGACKTが魅せてくれた裸の肉体美とは質を異とするポッキーさんの横腹でしたが、それはそれでお笑いネタにしてしまうあたり、ダイポプ流ないつものエンターテイメント展開なのでした(^^)
続いては、エスパーさんによる中森明菜の『少女A』。OK☆さんから「前回、この曲をセーラー服とアフロヅラで歌った時のあの格好は不評だったね」と言われたえす様は、笑いながら恥ずかしそうに「あの時は…勇気がなかった…」。するとOK☆さん、「今日は、いいっ。いいよ!」と合格印☆
続いては、「悪い男メドレー」と称されたコーナー。黒いスーツ、黒ハットにお召し換えのOK☆さんが「まずは清水健太郎さんの『失恋レストラン』から!」と紹介したところで、肝心の音が出ない! OK☆さんが振り返って見たところ、音を出すはずのギター担当がいなーい。実はバッキーさん、リハ時に飲み過ぎて本番中にトイレ行きといういつもの王道パターンをこの日も発動しちゃったのでした。平然とステージに戻ってきたバッキーさんに対し、「「オレ、なんか悪いことした?」みたいな顔をして戻ってこられると何も言えなくなっちゃうんですけどねー」とOK☆さん(笑)。
それにしても、清水健太郎がなぜ悪い男と位置づけられているのかを知っている往年歌謡曲ファンがあの会場に何人いたのでせうか?(^^)
続いては、BGM『ワインレッドの心』に乗って、安全地帯のボーカリスト風に、目の周りに濃いメイクを施したポッキーさんが登場。OK☆さん「似ているのか似ていないのか、わからないなぁ」、ポッキーさん「(玉置浩二風に息を深く吐くように)はあああー。前の2曲の間にここまでメイクして変われるのって凄いと思うけどね」、OK☆さん「でも、全体的に見て森進一っぽいよね」、ポッキーさん「そう。実は森進一さんのネタの時の衣装と同じなんだ」で場内爆笑。そんな玉置ポッキー浩二が歌うのは『真夜中過ぎの恋』なのでした。
そして、ローズさんが歌う中条きよしの『うそ』へ。黄シャツに黒スーツ姿がホスト風のローズさんのワルさをさらに演出。最前列の女性客たちは、キャラの濃いワルワルな雰囲気のローズさんに目を奪われつつ、しかし、ローズさんと目が合いそうになるとたちまち目をそむけている姿が実に面白かったです(笑)。
OK☆さん「これだけ悪い曲が続くと、会場の雰囲気も悪くなるので、ここで一服の清涼剤を。本日のスペシャルゲストとして、青い三角定規のボーカル、クーコこと西口久美子さんが遊びに来てくれましたー」で、ご本人、登場。クーコさんいわく、「ちょいワルがテーマのステージに出てくるには、私はぴったりのサプライズですね」。
そして、「(ダイポプは)いかにも緊張感がなさげで、いい雰囲気のステージだなーと思います(笑)。先ほど、清水健太郎さんと中条きよしさんの歌がありましたけど、そのお二人とは知り合いですから、よろしく言っておきますね」、OK☆さん「いや、あれはぜひ、見なかったことにしていただいて(笑)」。
歌うはもちろん1972年の大ヒット曲『太陽がくれた季節』。キラキラ仕様のジーンズルックのクーコさんによる、熱唱が繰り広げられたのでした。歌の最後は、吉川晃司の初期シンバルキックのような垂直足あげアクションも。そのあまりの高さにびっくりしていたOK☆さん。だって、クーコさんは今年60歳、ですから☆
続いては、漢(おとこ)メドレーのコーナー。OK☆さん「ただいまの、一服の清涼剤を台無しにするような悪い歌メドレーで第1ステージを締めさせていただきます(笑)」
そして、OK☆さん、ローズさん、ポッキーさんによる「NAI-NAI 16」へ。最近は、3人の振り付けもバッチリ決まって、エンタメ路線もいっそうバージョンアップ。これにさらに、歌の継ぎ目に足を交互に前に蹴飛ばす、シブがき隊にしかありえなかった奇妙なアクション部分を再現していただけたら、マニアとしてはとても嬉しい僕です♪
続いては、バッキーさんによる『男の勲章』。ローズさんのツイストダンスも再登場し、スピード感とノリで威風堂々と走りきったのでした。
そして、ラストはロックンロール感たっぷりにシャウトしまくるOK☆さんによる布袋寅泰の『スリル』。ポッキーさんのコーラスも、また、近未来的なキーボード演奏も実にカッコイイ逸品なのでした!
さて、これで第1部レポは終わりです。私事ですが、これから郷ひろみのライブに行ってきます。今回は懐かしい曲いっぱいで構成されている「55!伝説ツアー」。とても楽しみです。帰ってきてから、第2ステージレポを書き始めまーす(^^)
weitten by T.Seno (Dynamitepops Official Reporter)
photo by Minako.Y (Dynamitepops Official Phtographer)
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