2009年9月26日ライプレポ・第2ステージ

2009年9月26日ライプレポ・第2ステージ

2009年9月26日ライプレポ・第2ステージ

『太陽にほえろ』のメインテーマが流れる中、祝福ムード漂うアニバーサリーライブの第2部が開始。「ここから本番だー」と吠えるOK☆さんが歌うのは、おなじみ太川陽介の『ルイルイ』。記念ライブだからこそなおさら、いつもどおりの始まり方にこだわるメンバーたちの、ある意味決意表明のようなオープニングなのでした。白ハットに白パンツルックのOK☆さん、それと対照的なお揃いの花柄ワンピースの歌姫ズたち。この曲のコーラスも、回を重ねるごとに実にグレードアップ。

続いて、OK☆さんによる、堺正章の『さらば恋人』。バッキーさんとヨハネさんの鉄壁のコンビネーション演奏も冴え渡り、とてもいい空気。その後、OK☆さんから、第1部は1時間半にわたって繰り広げた旨が報告され、「皆さんをなんとか終電には間に合わせたい。そうだなー、東なら取手、西なら戸塚ぐらいまでなら終電に間に合うように終わらせるから」といった旨がコメントされました(笑)。

続いては、演歌の巨匠、森ポッキー進一さんによる『北の蛍』。曲の前奏に合わせて登場してきたのは、シルバーのスーツと蝶ネクタイ、目の下は、白いファンデーション塗りたくりといった怪奇な物体。…と、これまた、前奏だけで曲が終了。ポッキーさんは仕方なく、そのまま楽屋裏へと強制退場するハメになったのでした。OK☆さん「これを我々の間では、イントロ落ちと呼んでいます。おや、ポッキーが楽屋入口あたりで、ふんぎりがつかない様子ですね」、それを聞いたポッキーさんは、か細い声で「歌いたーい」。そして、客席の声援の後押しもあり、ポッキーさんはステージ中央へ戻ってこれたのでした。その後は、「昌子ぉ」とつぶやいてみたり、「耳下ギャグは封印」「『おふくろさん』は歌えません」などと、禁断のギャグを小出しにしつつ、再度『北の蛍』の歌唱へ。ローズさんのパーカッションが効果的に映えわたる中、「♪ほー、ほー、蛍、飛んで行け」部分では、蝶々のようなバタバタした振り付けでステージを右に左にと飛翔するポッキーさん。歌い終わった濃厚化粧&衣装のポッキーさんを見て、OK☆さんいわく「以上、操り人形によるステージでした」。

OK☆さん「続いては、スーパー・スペシャル・ゲストのコーナーです。先ほどの森進一はリセット、無かったことにしていただいて…」。そして、グレーティスト・アーティストのエンジェル浅野さんがステージにご登壇。ここでOK☆さんとのトークにより、浅野さんとダイポプとはもう13年ものおつきあいになる旨が紹介されたのでした。
浅野さん「長く続いていてすごいよね。だいたいバンドって5年ぐらいで終わっちゃうものだから。メンバー同士でケンカとかしないの?」、OK☆さん「ケンカはしませんけど、リハーサルの時、たまに意見が合わないような時もありますね。コモエスタさんなんか、気に入らないことがあると、直接は口にはしないんですけど、ドラムの音がたちまち2倍ぐらいになっちゃう。ドラムだけ、X JAPANみたいになっちゃうんです」。すると、浅野さんがすかさず「大人げないねー!」で、場内、大爆笑。

そして、ゴダイゴメドレーとして、まずは『ビューティフル・ネーム』へ。浅野さんとの「♪ウワ、ウワ、ララララー」の輪唱で明るい笑顔の花が客席に咲きまくる。続いて『ガンダーラ』から、興奮の『モンキー・マジック』へ。メドレーのラストはヨハネパウロさんの弾き語りによる『ハピネス』。ラストの高音「♪ハーピネース」も印象的。OK☆さん「僕たちって、年間にすると、本家のゴダイゴより多くゴダイゴの曲をやっているのかもしれませんね」、浅野さん「そうだねー」。

調子に乗ったOK☆さんは「浅野さんにとっては、僕らのライブに出るメリットって何もないんですよね。それなのにこうして…」、浅野さん「うん、そうなんだよね」。…あまりにストレートな返答に、落ち込むOK☆さん。浅野さんはすかさず「でも、楽しいよ。楽しいからね」とフォローし、これからもご厚意で出演協力いただける旨が確認できたのでした(笑)。


OK☆さん「浅野さんを、森進一と、そして次の企画ではさむことをお許しください。次は、ダブルシリーズです!」。客席からたちまち「ワーッ」という歓声が湧き上がる。今夜は、W・欧陽菲菲(オーヤンフィーフィー)の『雨の御堂筋』編。初めに出てきたのは、ポッキー・フィーフィー。ロングカツラに白と赤のチャイナドレス。ポッキーさんみずから「足、きれいでしょ」と豪語。…それだけでもおぞましい、いや、なまめかしいのに(笑)、曲の2番からは、巨大なるヨハネ・フィーフィーがモアイ像のような巨大な存在感で登場。ステージでは大きく股を開いて客席にご奉仕し、間奏部分では雪崩のように客席になだれ込む。会場内では、あちこちで歓声と悲鳴の嵐。「あんた、そろそろステージに戻ってきなさいよ」とポッキー・フィーフィーに言われちゃうほどの暴れっぷりのヨハネ・フィーフィーなのでした。促されてステージに戻ってからは、でっかいフィーフィーとおぞましいフィーフィーとの、ダイナマイト・クロス歌唱。…そんな狂乱のうちに歌が終わり、二人が楽屋に戻って再び平穏が訪れた後、OK☆さんがポツリ。「ひどい歌でしたねー。今のは皆さんには忘れていただこう」。


ここで、サザンや米米クラブを輩出してきたクロコダイルの店長・西氏をステージにお招きし、みんなで感謝の気持ちを捧げたのでした。西さん「15周年おめでとうございます。最初の出会いははっきり覚えていますよ。(OK☆さんが)デモテープを持ってきて、「聞いてくださいよ」って感じでしたね。PAのバイトの女の子が「面白い人が来てますよ」って。アマチュアの面白さをどこまでも追及する、というポリシーが素晴らしいですね。客席の皆さん、これからもダイナイマト・ポップスとクロコダイルをよろしくお願いします!」。


続いてはヒーローアニメコーナー。『宇宙戦艦ヤマト』では客席も一緒に大合唱。そして『仮面ライダーV3』へと続いたのでした。それにしても、V3の前奏のドラムの輪奏部分はどうやって再現演奏されているのか、僕はいまだにわかりませーん。

そして、メドレーのラストは、お決まりの『ハクション大魔王』。…と思いきや、登場してきたのは、パーマかつら、ブラック・サングラスに、キラキラな黒衣装のマイケル・ポッキー・ジャクソン。OK☆さんから紹介された曲名はなんと『ジャンソン大魔王』。

「♪ジャ、ジャ、ジャクソーン大魔王ー」「♪壺の中から『ポォ!』飛んでくーるー」は、余人をもって代えがたいポッキーさんならではの抱腹絶倒のパフォーマンス。これはもうダイポプならではの、最高のショータイム。スリラーなどの振り付けも取り入れて、この日一番のはじけっぷりのポッキーさん。途中、息が切れてほとんど歌えなくなりながらも飛び跳ね続ける姿に、客席からも「頑張れー」「マイコー」との声援が乱れ飛ぶ。

尋常でないハイテンションのまま歌い終わったポッキーさん、OK☆さんに向かって「I’m tired.I Want to …帰りたい」。楽屋に戻るポッキーさんの背中姿を見送りながら、OK☆さんは「これは、我々なりのマイケルへの追悼であり、ひとつのリスペクトのかたちです。人一倍、マイケルを愛しすぎたあまりの、ポッキーなりの倒錯なんです」(笑)。

そして、いよいよ総立ちシステムのコーナーへ。OK☆さん、ポッキーさん、ローズさんによるシブがき隊『ZOKKON命』へ。「EXILEだー」と叫びながらの3人の一列回転パフォーマンスが繰り広げられた後は、えす様による『なんたってアイドル』。サビに入る直前のアドリブの「♪ヘイ!」が実にキュート。曲のラストの「♪サンキュー」も見事なまでにチャーム。

そして、「♪ベイビー・カモン・フー」のコーラスから始まる近藤マッチの『ギンギラギンにさりげなく』。この日大活躍のポッキーさんの力強い熱唱に加わる、歌姫ズのこの曲のコーラスはこの上なく芸術的!!

続いて、えすぱーさんとOK☆さんのダブルボーカルにより、ダイポプ・ノリノリ代表曲のひとつ、山本リンダの『どうにもとまらない』。この曲が終わる時にOK☆さんがさりげなく発した「えすぱーっ。ふっきーん!」という意味のないコメントがとても面白かったです。そして第2部ラストの『ヤングマン』へ。

アンコールのわずかな幕間に、即興の衣装替えをしたOK☆さんいわく「我々の、アンコールをしなかったことがないという伝説は、今日もまた更新されました。皆さん、最後まで盛り上がりましょう」。そのあとすぐの「今日は何曜日ですかー」の聞き方が、この日はどことなく猪木ちっくなエネルギーに満ちていたOK☆さん。『SATURDAY NIGHT』で盛り上がった後は、どこからともなく『We will Rock You』が流れ始め、巨匠・サブ北島先生がステージに登場。オリジナル・ソング『与作はチャンピオン』に、会場内は「♪ヘイヘイホー」の輪唱の渦。曲のラストのタメ・パフォーマンスの場面では、OK☆さん「今日は時間がないから」、ポッキーさん「では、さっくりと」。…と言いつつも、客席とのコール・レスポンスをしばし楽しんだポッキーさんは、○首の丸出しパフォーマンスもいつもどおりに決行!

そして、『君の瞳に恋してる』へ。「15周年の夜をありがとう!」。さりげないOK☆さんのこのコメントにグッとくるものがありました。この時のOK☆さんの歌声には何か特別なものが宿ったかのような味があり、いつも以上にノリノリでしたね。

客席に飛び込んでいったOK☆さんに代わって、この曲のサビでは歌姫ズの歌声がメインボーカルのような感じで聞こえてくるという初めての味付けで、これまたフレッシュな盛り上がりに。

そして、エンジェル浅野さんを再びお招きしての『銀河鉄道999』。ポッキーさんのハモリも素晴らしく、会場内はステージも客席も最上級のハッピー空間に。

ここで、ゲストをひととおり再紹介し、多彩な豪華ゲストに感謝を捧げつつ、『また逢う日まで』へ。今夜のメインボーカルは、そのまんま桑田佳祐こと小沢さんだー。曲の間奏部分ではメンバーを一人ひとり再紹介した後、「そして、客席のみんな。ありがとう!」。観客をメンバーの一部であるかのように“紹介”していたOK☆さんの姿が実に感動的でした。

このラストでOK☆さんが口にした「ありがとう」は実に8回。このようにして、華々しい15周年メモリアルライブは幕を閉じたのでした。そしてまたダイポプは、何もなかったかのように、いつものごとく、いつものまま、いつまでも、僕らにとって最高のエンターテイナーとして歩き続けてくれるのです♪


written by T.Seno (Dynamitepops Official Reporter)
photo by Minako.Y (Dynamitepops Official photographer)